第2回 【認知】「認知科学と天才プログラマー」 2007年12月17日
渡邊克己(東京大学先端科学技術研究センター准教授)
砂田 薫(国際大学GLOCOM主任研究員 准教授)
イノベーション行動は他者に強く動機付けられる
第2回研究会では、イノベーション行動の動機付けを二つの視点から見た。
前半、渡邊准教授には、意思決定行動における無意識的なプロセスについて様々な実験報告をご紹介いただいた。人間には他人の行動に対して無意識的に同調する傾向があること、意志や意図は行動の後付けの説明にすぎなぎいという仮説などから、人間行動の他者・状況への依存性(世界への基本的信頼/依存による促進)が論じられた。
後半は、砂田が、日本の「天才プログラマー」の経歴と傾向の調査に基き、ITの世界におけるイノベーターのあり方を論じた。「天才プログラマー」たちは、現段階のコミュニケーションパラダイムに即してユーザーの役割も担う斬新的イノベーションの遂行者であり、ユーザーコミュニティによる評価を最大のモチベーションとしていることが大きな特徴である。
2つの発表からイノベーション行動が他者の存在・評価に強く規定されることが窺えた。
第2回のグラフィックリポート
フォーラムに参加したグラフィックファシリテーター やまざきゆにこ さんによる、議論をリアルタイムにグラフィック化した記録です。
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graphic recorded by Yunico Yamazaki




