第6回 【学習】 「脳科学とイノベーション教育」 2008年4月7日
市川一寿(金沢工業大学バイオ・科学部教授)
松原和之(コアネット総合教育総合研究所所長 国際大学GLOCOM客員研究員)
創造力は果たして育てられるものか
第6回研究会では、イノベーション行動を学習・教育という視点から論じた。
前半、市川教授は、脳の構造的・機能的特性をコンピュータと比較しながら、深い階層性と各階層の可塑性に求め、可塑性こそ「創造性」の源泉ではないかと仮説を述べた。また、創造性を社会的価値の産出と見て、日本人と日本社会に対するやや否定的な見解を述べつつも、創造的であるための条件を提示された。
後半、松原は、イノベーション教育として?創造力とチャレンジ力の育成、?コミュニケーション能力の育成の2つの仮説を提示した上で、学校におけるイノベーション教育の可能性を経済界・文科省の意向などを点検しながら論じた。学校制度がイノベーション教育には不向きであるという認識を持ちつつ、私学の積極的な試みも紹介している。
創造力の育成という根本的なテーマに2つの分野から迫る、最終回らしい研究会となった。
第6回のグラフィックリポート
フォーラムに参加したグラフィックファシリテーター やまざきゆにこ さんによる、議論をリアルタイムにグラフィック化した記録です。
![]()
graphic recorded by Yunico Yamazaki




