第4回 【対話】「ナラティブとマネジメント」 2008年2月13日
野口裕二(東京学芸大学人文社会科学系教授)
菊地史彦(ケイズワーク代表 国際大学GLOCOM客員研究員)
物語や対話は解決と創発を促す
第4回研究会では、ナラティヴ(物語)という視点からイノベーション行動を論じた。
前半は、野口教授が、「ナラティヴ」が、一般性・必然性・法則性のある「セオリー」と対比的な位置にある、個別性・偶然性・意外性を特徴とする知識表現の様式であると述べ、さらに、セオリーでは解決できない心身問題が、対話によるナラティヴの発現によって解決に導かれることを臨床例から紹介いただいた。
後半は、菊地が、ビジネスの世界でも注目されつつある「ストーリーテリング」の考え方を紹介し、企業トップのメッセージ、業務現場の知識共有、パートナーシップの形成などの事例を紹介しながら、「ストーリーテリング」が効果的なコミュニケーション、コラボレーションの手法として活用されていると論じた。
2つの報告から、ナラティヴが、理解・共有・創発などイノベーションの基本行動に大きな影響を与えていることが分かった。
第4回のグラフィックリポート
フォーラムに参加したグラフィックファシリテーター やまざきゆにこ さんによる、議論をリアルタイムにグラフィック化した記録です。
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graphic recorded by Yunico Yamazaki




