Blog@IBS(イノベーション行動科学)

16Apr2011

フューチャーセンター(Future Center)とは

Category : Future Center

(C) Dr. Ron Dvir, Innovation Ecology, http://www.innovationecology.com/
フューチャーセンターのある都市のイメージを表している。フューチャーセンターには、多様な人が集まって対話を行い(A)、対話の結果がすべて可視化され(B)、対話の成果は実行に移される(C)。未来の兆候はつねにウォッチ(D)されており、イノベーションラボでは次々と実験が生まれ(E)、都市では社会実験が盛ん(F)である。

フューチャーセンターは、多様な人々が集まり、「よい対話」をするための「専用空間(Space)」です。あたたかな「おもてなし(Hospitality)」によって招き入れられた参加者は、「ファシリテーター(Facilitators)」と呼ばれる対話を促すスキルを持った人によって、対話の「方法論(Methodologies)」を用いて、協力的・創造的に対話を行います。

フューチャーセンターでは、持ち込まれた複雑な課題に対して、「未来のステークホルダー」を集め、オープンに対話し、共有可能な理想像を描き出します。もちろん一回の対話で解決しない問題もあり、フューチャーセンター・セッションを連続的に設計することで、問題解決に近づけていきます。

フューチャーセンターは、「対話する場があることを象徴的に示す空間」でもあり、多様な参加者による共創的対話による、「イノベーションを生む場」でもあります。

都市や街にフューチャーセンターがあれば、街づくりが参加型に変わります。企業にフューチャーセンターがあれば、組織の壁や企業の壁を超えたイノベーション発想に変わります。

これからの合意形成のプロセスは、トップダウンではなく、創造的な対話からローカルな変化を生み出し、それらをネットワークでつないでいくことになるでしょう。フューチャーセンターのネットワークが、それを担う場になると期待されています。

フューチャーセンターは、多様性の高い対話を通して、社会的な共有価値を生み出す場なのです。

あなたの街、組織にフューチャーセンターを立ち上げませんか?